毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

見えないこと 見えたこと①

ちょっと長くなります(笑)


今日、点滴中に看護師さんから「それ、どこでもらえたんですか?」と聞かれました。

コレ。

かばんに付けているヘルプマークです。
見た目はアイラブスイス?かフライングタイガーみたいですが(笑)
違います。

こういうものです↓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html

私は病院に行く乗り換え駅でもらいました。


“外見からはわからない障害を抱えた人”について考える機会を与えてくれた知人が2人います。

Aさんは線維筋痛症という病気を抱えてます。10年来の友人です。

線維筋痛症は全身に痛みや痺れが現れる病気で、人によって症状の度合いは異なりますが、彼女の場合は、立ちっぱなしなど筋肉に負担をかける状態で20分ほどいると体に強い痛み、めまいやふらつきが起こるそうです。

Bさんは乳がんの骨転移を抱えています。
まさか自分が乳がんになるとは思っていなかった20代の頃、派遣先の職場で良くしてくれた方で、今はなんとブログで再会。先輩として仲間として、あたたかく見守っていただいてます。

骨転移はある程度管理ができていれば命に関わる病気ではありませんが、彼女の場合は多発性(全身のいろいろな骨に転移している)で、風邪で咳がひどくなっただけでも肋骨を骨折したこともあり、医者からは特に注意を求められているそうです。
電車でとっさにつり革を掴んで上腕を骨折、転倒で腰椎などを骨折して下半身不随…冗談みたいだけどあり得ることだから、と。
日常の普通の動作で骨折してしまい、しかも治るが困難なのが骨転移。
これについては私もまるで他人事とは思えません(笑)

そして2人とも外見からは全くそれがわかりません。

線維筋痛症のAさんは私と同年代の40代前半で、スタイルが良くキビキビした雰囲気で、むしろ逆に健康的で元気そう。
もちろん痛みは外からは見えません。

骨転移を抱えているBさんは、現在抗がん剤治療中ですが、私と違って(笑)いつもきちんとウィッグを付けて、しかも服装などもおしゃれな方なので、病気であることはもちろん、治療中であることも分かりません。

こういった病気は残念ながら、治療をして手術をして…など、いつかは治る、終わりのある“期間限定”のものではありません。
他人から見たら想像もつかないかもしれない苦痛や危険と、ごく普通の日常生活の中で一生付き合ってっている人も世の中にはいるんですよね。
この2人に出会っていなければ、考える機会もなかったかもしれないな…。


…で、次に続きます。



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ヘルプマーク、若い人が付けていたら、ただのファッションにしか見えないですよね…。
しかもちょっと大きいしw
でもこの前、そのまんまおじいちゃん!な方が付けていて、見た目的にむしろ必要?ってちょっと思っちゃいました(笑)
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