毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

肝転移

先日のCTの結果を聞きに病院へ行ってきました。

腫瘍マーカー上昇の謎がやっと判明しましたよ…(多分)

なんと。

肝臓に転移。

うひょー!( ó╻ò)
ですよね。

でも何となく予想はしてました。
地味~にALPの数値が上がってきてたりしたし

(ホルモン療法の副作用でも上がったりするそうですが)

でもね、良かった(って言っていいのかな)のは、小さい(8mm)のが1個だけということ。
先生も、まだ小さい物だから、今すぐどうとかいう物ではないから、と言ってくれました。

というわけで治療は変更。

これまでのアリミデックスはやめて、
イブランスカプセル
フェソロデックス
に変更。
ゾラデックスは継続となりました。

この3本立てが、タモキシフェンの効果が見られなくなった乳がん患者に効果が見られたという研究結果があるようです
(骨転移治療のランマークも継続)

薬についての詳しいことは折を見てぼちぼち書いていこうと思っていますが、簡単に。

イブランスカプセルは、保険適用薬として認可されてまだ1ヶ月!という、出来立てホヤホヤの新薬で、飲むタイプの抗がん剤

(分指標的薬的な??)

ホルモン療法と併用して使用する珍しいタイプの抗がん剤です
(一般的に抗がん剤と抗ホルモン剤は併用はしませんよね??でもイブランスカプセルにはホルモン療法を強化する作用があり、併用することで効果が強まるんだとか)

フェソロデックスはホルモン療法の薬で、本来は閉経後の患者さんにのみ使用可能なんだけど、イブランスカプセルと併用する場合は、私のような閉経前でもOK。

以前このフェセロデックスを使えないと聞いて落ち込んだことがあったので、「え??使えるの??」と、これには喜んでしまいました(笑)

何と言っても新薬なので、まだまだ前例がないし、先生自身も「正直言って勉強中です」って感じ。
でも説明の限りでは、これまでの治療に明らかにプラスアルファの働きがあるから、この治療を受けてみる価値はあるんじゃないかと思いました。

もちろん副作用も他の経口抗がん剤並みにはあるし、お値段なんてもう限度額余裕超え!(笑)

でも、肝臓でも小さいの1個くらいだったら、効いちゃいそうじゃない?
なんて、結構本気で思ってしまった(ダメかしら)

増やさないようにするぞ!とも。

ちなみにそれ以外の治療ってありますか?と聞いたら…

治験も2つあるけど、1つは私は該当しない。
もう1つは、患者をランダムに治験薬と偽薬を投与するグループに分けて統計を取る治験で、合わせて使う薬がパクリタキセル
今の状態だったら、できる限りホルモン療法を続けたいので勧めないとのこと。
あとはヒスロンという抗ホルモン剤(これは 昔からある薬で安いです、だって・笑)
でもヒスロンはホルモン療法の最終手段。私としても残しておきたい。

 

ここまで聞いて、自分としては納得。

でもいろいろ聞きたいことも出てくるかと思うから、今すぐでなくても大丈夫。

1週間でも2週間でも考えてもらってからでいいですよ、と先生。

また新しい治療に入るまでは、アリミデックスを服用してもいいのでは、と。

肝臓には効いてなかったけど、他も全く抑えられていないとは限らないから、だそうで。

ちょうど2月1日に定期の診察と血液検査、ランマークとゾラデックス注射の予定なので、そのときに治療の同意書を持っていって、治療を開始したいと思ってます。

 

それにしても腫瘍マーカー上昇の原因が分かったのには少しほっとしました。

原因が分からず、効いているのか効いていないのか分からない治療を続けるのは、さすがそろそろ嫌だもん。

心配していた膵臓や胆嚢、卵巣にも異常はなかったから、とりあえず手術などの心配もなくなったし。

まだ小さいうちにCTで発見できたことも(先生、急遽検査を入れてくれてありがとう!)、認可されたばかりの薬を使えるタイミングでの治療変更もラッキーなのかも!

 

ウチの病院って、新たな告知とか、患者さんにショックを与えるかもしれないようなことがある場合、診察室にがん認定看護師さんが同席してくれる。患者さんが取り乱してしまったりしたときのフォローで。診察室から出た後、ロビーで話を聞いたりもしてくれたりもするし。

私の診察の際も同席してくれて。

 

でも診察時間中、ショックとか取り乱すとか全くなく、むしろ新しい治療について前のめりに質問しまくり(先生、自分のPCまで出して、必死に答えてくれました・笑)

「うわー!薬高いですね!迂闊に落とせない…」(落としちゃダメだし)

「その治療(フェソロデックス)できないと思ってたからちょっと嬉しいかも〜。

あのお尻に刺すやつですよね!」

(副作用で薄毛、脱毛があると言われたので)「最近やっと増えてきたのにぃ(笑)」

なんて、ちょっと笑いも出たりして。

そんなんだから、看護師さんも診察室の外まではついてきてくれませんでした(笑)

 

とりあえず一月中は旅行にも行くし、いつも通り?楽しく過ごして。

あ!あと、しまってあるケア帽とかウィッグ、念のため確認しておこうかな。

普通に脱毛しちゃう場合もあるし、薄毛といっても今でも充分薄毛だから(汗)、多分必要になると思うし。

カビとか生えてたら恐ろしい…(キャー)

 

自分にとって副作用がどれくらい出るのかはやってみないと分からないけど、2月からは様子を見つつ、初発の時は我慢しちゃったりもしたけど、今度は吐き気どめとか薬も存分に使って(笑)、快適に過ごせたらいいなーって思ってます

(副作用についてはまた後日書きます)

 

 

治療の選択肢があるということは、本当にありがたいこと。

それを受けられる機会があって、受けられる体調だということも、私は恵まれてる。

これって決して当たり前じゃないから。

 

 

もちろんまだ始めてもいないので(笑)どう転がるかはわかりませんが、希望の光はばっちり。

またいろいろと情報をアップできればと思ってます!

 

 

 ◼︎

 

診察当日、旦那はどうしても仕事を休めず、結果はメールで連絡。

食べるの大好き!な旦那がごはんを食べるのも忘れるという…どれだけショック受けてんの??って。

とりあえず、私としては治療費と仕事の心配だけしてくれれば(笑)

可哀想だから、ケーキでも買ってきてあげようかしら(゚ω゚)