いろいろ
先週の診察で、ハラヴェンを先にやるか、AC療法もしくはタキサン系(パクリタキセル、ドセタキセル)を先にやるか、腫瘍内科の先生によって意見が違うかも…ということで、
「話し合った結果を提案させていただきますね」
と言われました。
今回の診察で、初め先生の口からAC療法とタキサン系の話が出てこなかったので(後から話すつもりだったんだと思いますが)、私から確認。
私が術前に化学療法を受けたのが2015年8月から2016年2月にかけて(CEFとパクリタキセル)
「まだ2年くらいしか経っていないから、耐性があるかも?ということですか?」
と聞くと
「はい。それもありますし、今回は前回と違うタイプの薬を使った方がいいということになりました」
と先生。
またACやCEFについては、アンスラサイクリン系の薬を含むため、心毒性(心臓に悪影響をもたらす副作用)があり、一生に治療できる回数があると聞いたことがあって、私はすでに4回受けているから残りはあと2回、それも今回の選択肢にない理由に当てはまりますか?と聞きました。
すると
「その通りで、あと2回治療ができるわけですが、2回だけで効果が表れることはなかなかないので…」
とのこと。
あと最近、重篤な副作用(ここでは具体的な記載はふせます)が出た事例があったらしく、治療には慎重になっているらしいです…。
またタキサン系については、
「これってまだ後でも使えるから、今使わなくてもいいってことですよね?」
と聞いたら、
「はい」
と。
やる理由はもちろんだけど、やらない理由も聞いておきたくて。
勉強不足なところもたくさんあるから恥ずかしいし、こんなこと先生に聞いてもいいのかな?と思うこともありますが、些細なことでもちゃんと答えてくれる主治医先生でよかった!
…てな具合で、私なりに納得。
じゃあ早速来週から!ということで、今度はいきなり先生から
「体重は?」
と質問が。
薬の量は体の表面積(体重/身長)で決まるから、必要なのは分かってるんですけど…。
でも…。
でも旦那には聞かれたくない!!(なぜ)
なんてモゴモゴしていたら、さすが先生(?)
「あ、ご主人にお話終えて、先に出ていただいてからにしましょうか」
って(笑)
旦那「わはは!」と笑い、先生「ご主人、何かご質問はありますか?」と聞き、旦那退出。
退出するときに先生、
「あ!これ。家の方も、二人で、しっかり読んでくださいね」
と、旦那に薬についての冊子(副作用などが書いてある)を手渡ししてました。
で、実はランマークのたびに気になっていた、私のカルテに記載されている体重。
それ、いつの体重だっけ?
治療前、ストレスと残業続きでMAX重かった頃の体重じゃない?
162cm、6◯kg
ないないそんなに今はなーーい!!
約7kg~10kg(2~3kgはよく変動します)減ってます!
(ホルモン療法してると、体重が増加する人が多いそうですが、私は気持ち悪かったり食が細くなったりで減りました…← あ、元々がおデブで、やっと人並みに近づきました)
先生に
「そんな大した変動じゃないんですけど…。
さすがに6◯kgはないです。
7、8kg、いやもう少し減ったかなぁ…」
と言ったら
「でしょうね。見てそんなに体重ないってわかりますから。だから確認したんです」
って、わかるんかい!!(笑)
念のため?最近のMAXのマイナス7kgで申告したら、薬の量がやはりちょっと変わりました。
それで効き目が減るということはないそうですが、適量は大事なのかも…。
それと、旦那がいないついでに、ふと気になったことを質問。
2015年の10月からの抗がん剤の影響と、術後はホルモン療法で止まっていた生理。
ホルモン療法が中止となり、ハラヴェンの副作用には「卵巣機能の低下」などの記載がない。
もしや?と思い、今後生理が復活したりするのか?と聞いてみたら…
「ああ、きますよ。はい」
って。
げ。
げげ。
私にとってはあのツライ生理がなくなって、ホントそれだけは治療に感謝!!だったのに!(あまり大きな声では言えませんが)
あまりにショックを受けてる私に先生苦笑い。
「もう45だし、このまま閉経してくれるかなーって思ってたんですけど!」
とジタバタする?私にこれまた苦笑い。
「来るとしても、長い期間生理が止まっていたから、ホルモン療法を止めてからも数ヶ月かかるかもしれませんよ」
「まぁそのまま閉経される方もいますけど…」
とたしなめられる私(笑)
はぁ。何だかなぁ。
ひたすら生理が重いし、ホルモンバランスで偏頭痛に悩まされていたヤツなので、それこそブルーな気持ちになりました(笑)
それに生理がなくなってから、なぜか食欲が減り痩せてきた私。
もしや女性ホルモンが戻ったら太ったりしない??
それより乳がんに餌を与えることになっちゃうんじゃない??
いやーーーー( ó╻ò)!!
できればこのまま静かにお役御免こうむりたいです
(なんじゃそりゃ)
ちなみに生理がきたら先生に報告だそうで(今さら何だか恥)
あとは、やはりまた私のがんの性質と治験の話。
最初はHER2が0だった私のがんは、全摘後の病理では1に、皮膚転移部分は2(FISH法ではnegative)になり、また肝転移部分の進行が早いことから、もしかしたらがんの性質が変化しているのかも?ということで。
とりあえずハラヴェンをやってみて、時期を見て今度は肝臓の転移部分の生検をして、該当すれば治験(HER3)を受けてみてはどうかという提案でした。
以前から言われていたんだけど…該当したらいいな、分子標的薬の治験は受けてみたいなと。
「ただ検査となると肝臓の転移部分を一部切り取ることになる(針でプスッとね)ので、処置などで入院していただくことになるので…」
…と、昨日の診察での話はこれくらいかな。
先生は何度も言ってたけど、ハラヴェンほど患者さんによって副作用がそれぞれな薬はなくて、脱毛にしても骨髄抑制についても、気持ち悪さなどについてもどう転ぶかはわかりませんが。
とにかく少しでも効果があってくれたらいいなぁって思います。
イブランスは治療費(高額療養費で返ってきたりもするけど、結局2ヶ月で50万弱かかりました ← フェソロデックスやゾラデックス、ランマークも含む)と白血球・好中球だけふんだくって、結局悪くなってるし(爆)
正直ちょっと悔しくて、せめて自分以外の人には効果があって欲しい!ホントに!
でもって、ハラヴェンには頑張って欲しいです。
私も頑張るぞーー!!