毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

見えないこと 見えたこと③

…さてまた前回の続きです。

Aさんは電車の中で老齢の女性に
「あなた、若いんだから席を譲りなさいよ」言われたことがあるそうです。
その少し前に病状と会社勤めの調整に無理を感じて退職し、家でできる仕事に移行したAさん、通勤はなくなったものの、新たな仕事で疲労がたまったのか痛みがひかず、通院していた帰りのこと。
初めは優先席しか空いていなかったので、我慢して立っていたのですが、どうして耐えきれず優先席に。
隣には中年の男性が座っていたらしいですが、女性だから声かけられたのかな…と痛みに耐えながら席を譲り、結局次の駅で降りて、ベンチで休んだそうです。

Bさんも同じく病院の帰り、バスに乗っていました。
元々大腿骨に転移の痛みがあり、普段は普通の席に座りますが、足をあげて座るタイプの席しか空いていなかったので、優先席(入口近くの平らなベンチ椅子)座ったそうです。
するとそこに3歳くらいの子供とベビーカーに乗せた赤ちゃん連れの若い女性が乗ってきて、Bさんの前に立ちました。
そのうち3歳くらいの子供が「ママ〜座りたい〜」とごね始めたので、Bさんは席を譲った方がいいかなと思いましたが、肋骨の痛みを感じ始めていたので、とてもつり革に捕まって自分の体重を支えられるとは思えませんでした(骨折しちゃいますからね)
母親らしき女性も疲れていたのか、子供の言うことも無視…Bさんはハラハラしながらどうしよう…と思っていたそうです。
そのうちBさんが降りる停留所に到着。折り際に「すみません」と声をかけたものの、女性はベビーカーを寄せてもくれず、「やっとだよ…」とイライラした声とため息が聞こえてきたらしいです。


たまたまそういう?性格の人たちと遭遇してしまったんだとは思いますが…。
それを抜きにしても、老齢の女性はただ真っ当なことを言っただけだし、子供連れの女性もそれだけ疲れ切っていただけなんだと思います。
だけど、AさんやBさんがぱっと見お年寄りだったり、妊婦だったり、松葉杖をついた体の不自由な人だったら、その人たちはどうだったんだろう…。


実は私も経験があります。
Bさんと同じく、バスの優先席に座っていたとき(副作用の関節痛でステップがつらかった)、優先席は4人掛けで、私以外は端におじいさんしか座っていなかったのですが(車内に立ってる人もいない)、腰を下ろしたときからそのおじいさんにジロジロ見られ(そのときは知り合いに似てるのかなーくらいにしか思いませんでしたが)、時々ため息の音が聞こえてきたり、降りるときには舌打ちをされたので、もしかしたら若い(若くはないけどw)のに座るなって思われてたのかなと感じたことがありました。
(なぜか他にもおじいさんネタが…w)


…まぁ私の場合は被害妄想もあるかもしれませんが(笑)、ヘルプマークの配布場所を聞いてきた看護師さんによると、やはり優先席(でなくても普通の席、公共の場所等)で気まずい思いをしたりという話はたまに聞くそうです。
そして「無理しちゃう患者さんが多いんですよね。治療中なんだから無理しなくていいのに」と言ってくれました。

何なんでしょうね…そういえば私も(病気になるまで使ったことはほとんどなかったけど)駅とかのエレベーターで、自分が先に並んでても、お年寄りやベビーカーの方を優先するし、満員になったら次を待つか階段で上がっちゃう(そしてプチ後悔するw)
がん患者って“自分は人と変わらない”って思いたい気持ちが強いんでしょうか。
それも悪いとは思わないけど…。

でもね、思うんです。
自分は自分の思う通り、無理したりしてもいいかなーとは思うけど、やっぱり“見た目じゃわからない”事情を持つゆえのつらさが今はよく分かるので、そういう思いをする人を減らせたらいいなーと(偉そうだけど)

だから私は堂々と?ヘルプマークを付けて歩いてます。
(あ、譲ってくれる方がいる都営線では、申し訳ないので隠してますけどw)
「あれ、何だろう?」ってまずは思ってもらえるように。
実際お友達でも何人か聞いてきてくれた人がいました♪

駅で、お年寄りでも、松葉杖をついているわけでもないのに、なぜか?そろそろと歩いていたり、手すりにつかまって階段を降りている私、また妊婦さんでもないのに優先席に座っている私、最近北斗晶さんが公開してくれてる毛のでてないケア帽姿(笑)の私のカバンに付いているヘルプマークを見て、少しでも「もしかして 何かそういうメッセージ?」と少しでも思ってくれる人がいたらいいなという願いを込めて勝手に活動中(笑)

それにね、私自身も事情のある人には付けてくれてたほうが安心なのです。
混雑した場所で、ぱっと見お年寄りの方や、ケガをしている方、マタニティマークを付けている方とかだったら、押されて当たり前(笑)な場所でもせめて寄らないように気をつけることはできるけど、外見からじゃ分からない事情(人工股関節などはもちろん、手術直後でどこかが痛むとか、それこそ副作用の痺れで踏ん張れないとかw)は、それこそ当たり前に押しちゃったりしたら大変なのに、対処できないですから。

まぁ、こういうのにありがちな悪用や濫用の可能性も否めない不安もあるけど…。
病気は老若男女問わず誰だってかかる可能性があるんだから、もう少し広まってもいいのかなと思います。


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長々と散文をお読みいただきありがとうございました(笑)
これに懲りずにまた応援してください(=゚ω゚)ノ
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