毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

共感

今日は風がすごかったですねぇ!
家のどこかがガタガタいってて怖かったです。
私は基本ニット帽なんでアレですが、みなさんウィッグは大丈夫だったかしら…。

強風の中?タイ料理。
エビの揚げ春巻きに鬼のように辛かった春雨サラダ(笑)etc

テラス席はさすがに今日は片付けられてました。



同病の方のブログはいろいろ拝見していますが、最近とても共感する言葉の多いブログに出会いました。
(勝手にURLなど掲載するのも気がひけるので、ご興味のある方は「明るいにゅうがん生活」でこっそり?検索してみてください)

例えば仕事のこと。

前にも書きましたが、人からの「完治」という言葉は、心配やむしろ優しさであることは分かっているつもりですが、相手や相手の反応や状況によってはとても返事に困り、モヤモヤする言葉です。

実際私も上司などなどにその言葉を繰り返されています(笑)
もちろん相手はモヤモヤさせるつもりなんて全くありませんw
心配してくれての言葉です。
でも「まずは完全に治してください」と言う言葉は、正直私にとっては解雇通告のようなものに聞こえます(爆)
だって“完全に治す”って…理由は下記を読んでいっていただけたわかるかと思いますが、そしたら10年もしくは死ぬまで仕事できませんから!w

そして、解雇通告→収入を失う→経済的に治療が困難になる→死刑宣告!というような(冗談)
(この上司、たまに表現が口悪く、私が休職に入る前に激励として「がん告知は死刑宣告ではないんだから!」と言ったので、かけてみましたw)

このブロガーさんは仕事関係の方に
「きちんと完治してからでないと心配。治ったら仕事一緒にしよう」
と言われたことがトラウマだそうです。

そう、トラウマになる人もいるくらい、
死刑宣告に聞こえるくらい(笑)
結構“重い”言葉だと思うんですが、そういう理解ではない方も多いです
(そして食い違っている場合、説明する、理解してもらうのが非常に難しい)

一般的に完治という診断が下されるのは、再発のない期間が消化器系で5年、血液系で7年、乳がんについては10年(もしくはそれ以上)
もしかしたら上司(&多くの方)中では、
手術・治療

完治!

以後◯年は“ただの”経過観察
という認識なのかもしれません(笑)

気持ちも何もかも“ただの”経過観察であれたらどれだけいいことか!w


もう一つ、自分の体の状態(特にこの先)について
「思うほどつらくなく、思うほど平気じゃない」
という言葉、ぴったりだなーと思いました。


最初に書いた仕事のことも含めて、これから多分いろんな人から
「治ったの?」「治ったんでしょ?」
「もう大丈夫なの?」「もう大丈夫なんでしょ?」
と聞かれるんだと思います。
そこには何のネガティブな感情もなく。

その度にモヤモヤしたり、理解してもらおうと説明してもうまくいかなくて疲れたり(笑)
そんなのは時間がもったいない。
かと言って「はい!ばっちりです!」「そうなの〜治ったの〜」と答えるのも、心身が「思うほどつらくなく、思うほど平気じゃない」状態ではまたストレスがたまりそう。

だからいい?返事を考えました。

「うん…持病並みにはなりました!」
(笑)

持病のある人だったら職場にだっていくらでもいる(平均年齢高いから)
世間にだっていくらでもいる。
文句ないダロってなもんで(笑)


…そんな感じで。

乳がんに関わらず、そして病気に関わらず、その立場、その状況、その人でなければ分からないことはたくさんあります。

特に病気については、なぜか“隠しておいたほうがいい”という雰囲気もあり、理解してもらうために病気以外の人たちに発信する機会も意外と限られていて、限られているからこそ理解や認識がなかなか高まらない、浸透しない上に、誤解(がん=死、戦力外 とかw)を招く場合も…。

実際なかなか難しい。
だけどそれでも毎日過ごさなくちゃいけなくて、モヤモヤしたり悶々とすることもあるから、通じる言葉に出会えると嬉しいわけで。


みなさんにもそういった“出会い”がありますよう♪



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胸の“焼け跡”ですが、今日1日お休みだっただけですが、少し赤みが落ち着きました。
傷の赤みも。
日焼けしてもすぐに赤く→黒くなるけど、程なく戻る私。似たようなもんなのでしょうか(笑)
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