せっかちな私は治験の話をまた聞く(笑)
木曜の診察の話の続き。
治験以外で次に使う薬はぜローダ。
治験については、先日の結果をふまえてこれから検討ということでしたが。
先生としてはまず、前々から話に出てきているHER3への分子標的薬の治験を考えてるようで。
ホルモン陽性タイプの中でも2~4割の患者がHER3陽性だと言われているそうです。
適応するかどうかは、私の場合、昨年摘出した皮膚転移切除部分で調べるか、もしかしたら「最新の病巣」が条件かも?…その場合は、肝臓から取って検査をすることもあるとのこと。
皮膚か肝臓かについては、前から疑問に思っていたことがあって、もし皮膚転移部分のがんと肝臓のがんとで性質が違ってたら(肝臓のほうが明らかにスピードが速いような気がするから←素人目だけど)、例えば皮膚から調べてHER3陰性だったら、肝臓からのほうが調べたほうがいいんじゃないか…って。
その点を先生に聞いたら、
「初めに皮膚転移部分で調べてみて、陽性と出たらそのまま治験に参加すればいいし、もし陰性だったら、次に肝臓からも調べるということもできますよ」
って。
そうなんだ。
2回なっちゃうけど、でもそれを聞いてちょっと安心。
ただやっぱり、″がんの性質が変わる″ということはあるそうで。
先生、「表現は悪いですけど…」と…
例えばゴキ○リ(笑)
やつらには薬剤耐性があって、殺虫剤を使われてるうちに、耐性のあるやつが生き残って、そいつらが殺虫剤に負けない子孫を残していくらしいんですね(若干、言葉遣いが悪くてスミマセン)
がんも同じ。短い期間で変化することはないだろうけど、長期間あれこれ薬で退治してたらねぇ…。
私にもその驚異の生命力を分けてくれよ!(爆)
なんてちょこっと思ったり。
(ちなみにこの例え、母は「すごい分かりやすかったね!」となぜか絶賛・笑)
他に話に出たのはAKT阻害薬。
これはあくまでも先生個人の考えというかアレですが。
実際に治験に参加した患者さんを見ていると、副作用が割と顕著にでてしまうらしい。
たとえば湿疹とか。
「あくまで僕が見たごくごく一部の患者さんの話ですし、バイアス(偏見)がかかってしまっているだけかもしれないですが、僕的にはあんまり…」
って。
呑気すぎて怒られるかもしれないけど、湿疹とか副作用が強いとか嫌だなーって
(あの先生が言うくらいだから?とも思ったり)
やれる治療はやろう(根拠あるものは)と思ってるけど、あくまでQOLとのバランス優先。
ハゲるのはいいんですよ、私(爆)
どうしようもなく体がきつくなるとかは仕方がないけど、選べるなら…って、これまたあくまでも私個人の考えですけどね☆
受けられる治験があるのか。
対象となるのか。
それとも次の治療に向かうのか。
また書いていきますね!