毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

ゴッホ展

昨日は前から楽しみにしていた美術展に行ってきました。

美術館で比較的混雑していないのは、開始日から1週間らしいという噂を聞いて3日目に。

たまたまかもしれないけど、本当に空いてました(一応?ゴッホなのに)

1つの絵の前に2、3人しかいないから、もう観たい放題もいいところ(笑)
客層もいつもと少し違って、私と同じように1人で来ている女性(年代はバラバラ)と、あとは杖を付いていたり車椅子だったり、介助が必要な高齢者の方がいつもより多かった気がします(空いているタイミングって知られてるのかしら)

混雑する美術展にありがちなマナー以前の問題!も今回は見かけなくて、絵の正面をとにかく陣取る人もなく、他人への配慮や、ぶつかりそうになったり、横切るときの「すみません」もちゃんとあって、中でも車椅子の男性が回っている箇所ではさりげなく周りの人たちがスペースをあけて(介助していた女性も配慮のある方でした)、その男性もさっと見つつも楽しそうに感想などを話してて、その場を去るときには笑顔で「すみません。ありがとうございました」って、その場をすごく明るくしていってくれたのは印象的でした。

変な話、もし将来車椅子の生活になっても、こんなふうに美術館を楽しめるといいなーなんて思いました
(まぁウチの場合、母はこういうの「お母さんには無理だわ」とか言っちゃう人だし(←実際言われたし)、旦那は平日休みほとんど取れないし、手伝ってくれる兄弟がいるわけではないので、それ考えちゃうとブルーだけど ← 考えない!)


展示はすーごくよかったです!
こういうメジャーどころ?をいい!と言うと、たまーに小馬鹿にする人もいたりするけど、好きかどうか・どう感じるかって、メジャー・マイナーは関係ないハズなのにねぇ(笑)

例えば麦畑の絵を見ていると、麦の穂のワサワサって音、風の音が聞こえてきて、グルグルーーーって何かに包み込まれて、気がついたら自分が麦畑の真ん中にいる…みたいな感覚を味わう。
それは今回日本初公開だったポプラ並木の絵でも、他の絵でも一緒で、人物画だったら目の前にいるような…。

あ、ホントに見えちゃうわけではないですよ(笑)念のため。


とにかく良かったーー♡
思わず図録も買ってしまいました。

『ファンゴッホの寝室』モチーフのトートバッグ付き。

しばらく余韻に浸ります(笑)