タイミング
先日の通院、母が付き添いはしてくれましたが、私も比較的元気(頭がクリア)だったし、診察室には一人で入りました。
そこで、1対1のほうが先生も話しやすいかな?と、前から何となく聞いてみようと思っていたことを質問。
以前、私の今の状況と同じようだった知人が、そのとき主治医に緩和ケアを勧められた。
私はまだそのような話をされていないけど、その差はどこなのか。
メンタル的なこととか家族のこと(小さい子供がいるとか)も踏まえてなのか。
なんて。
要は、
私、そろそろ緩和ケアを中心にする段階ですか?
積極的な治療を考えてもいい段階ですか?
って聞きたかったんだけど、何となく遠回しに。
こういうときにね、改めて、この言い方は好きじゃないけど、この先生ってすごく頭がいいなというか。
普段の説明もそうだけど、すごく分かりやすくて、つまり相手の意図をちゃんと読み取って答えてくれる。
ストレートでシンプルではあるけど、相手の気持ちも考えた答え方で。
先生は、
タイミングは医師によると思います。
僕は正直言って(伝える、勧めるのが)早いほうです
(QOLを大事に考えてくれるしね)
もし今後ゼローダの効果があまりにないようであれば、残念ながら緩和ケアへの移行をお勧めすることになるかもしれません。
でもasahaさんの場合、今はがんの勢いが増してしまってるけど、一時ハラヴェン(化学療法)がとてもよく効いたこと(ゼローダへも期待)
HER3の治験に期待できること
以上の2点から、まだその段階だとは思っていません。
と答えてくれました。
分かりやすいでしょ(笑)
先生ってホントに臨床向きだよなーなんて思ってみたり。
自分自身で納得もできたし、よし、じゃあもう少し治療という面で頑張ろう!と、ふんわりいい感じに思えました。
痛み優勢になってしまうと、どうしてもそちらの治療ばかりに目が向いて、ゼローダについてはちゃんと飲んではいるけど気持ち的に忘れがち…。
気持ちだけでどうなるわけではないけど(笑)、ちゃんと向き合う気持ちも大事よね
(どの段階でも)
話しているうちに、話しにくい内容でもあったから目が合わせられなくて、思い切って聞いてみたからか、不覚にも目がうるうるしてしまった私(笑)
でも、患者さんがどんなに普段平気そうな顔していても平気じゃない
っていうのは、医師ならみんな知ってることだろうからいいよね?
…そんなこんなで。
まだ自分は積極的な治療をすべき段階だと思われている
だから気持ちを痛みだけではなく治療に向けよう
治療ではなく緩和の段階に進んだときは、今度は同じように緩和に気持ちを向ければいい
と、少し気持ちの整理がつきました。
そこまで悩んでいたというか、聞きたい!と思っていた訳ではないけど(笑)、今回さらっと聞けてよかったです。
◼️
昨日くらいからひとつ少しだけよかったこと。
便秘や吐き気、嘔吐ことを気にしすぎず、食欲がわくようになったこと。
栄養剤より普通のごはんを少しずつ食べる
(栄養剤の味に飽きた・笑)
おなかいたくなったり、気持ち悪くなってから考えればいいや(笑)