毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

今年を振り返る

2017年もいよいよ大晦日ですね。
ここでこの一年を振り返ってみようかと思います
(毎年のことですが)


まずは1月。
久々の海外へ。シンガポールへ新婚旅行。
いやー、楽しかった!

2月。
この頃から肩甲骨の痛みが不安になり、当時の主治医先生(乳腺外科の先生)に相談。
腕をグルグル回したり、見た目では異常なし&腫瘍マーカーも正常の範囲内ということで様子見
(結局、肩甲骨は何ともなかったのです)

3月。
次の診察(5月)まで待ちきれなくて、予約を入れる → 骨シンチ
→ 頸椎、胸椎、骨盤に多発骨転移 発覚。
初発時から「骨転移の疑い」(&「肺転移消失」も)ってカルテにあったし、骨生検もしたくらいだし。
心の準備が出来過ぎてたみたい?(笑)
転移の告知が偶然にも全摘手術の日にちと同じだったから、ちょうど1年。
思っていたよりは早かったなーとは思いました。
ホルモン療法をノルバデックスからアリミデックスに変更。

4月。
新たに追加することになったランマーク治療の準備として、病院内の歯科に通院。
親知らずをババーンと2本抜きました!
まっすぐ生えててよかったよ…。
痛みも右なんて「アレ?今回はどっちを抜いたんだっけ??」って忘れるくらい。
腫れたりもせず順調でしたが、他にちょこちょことした虫歯が多く、その治療と古い詰物の総取り替え(古過ぎて!)
結局、紹介してもらった地元の歯医者に半年くらい通うことに(笑)

あと、4月末で会社を退職。
転移だけが理由ではなかったけど、それを理由に堂々と退職できました(笑)

ひと悶着?ありましたが、命に代えられる物はないってことで。
分かりやすい残業とか給与だけが“ブラック”とは限りません…
リアル“会社に殺される〜”(笑)
善意と理解、そして具体的にどうするかは全く別問題なんだなーと実感。
あくまで私の場合は、がんと就労の問題は一筋縄ではいかなかったです…。
まぁ、実は前々から退職も考えていたので、結果オーライではあるけどね(笑)

5月。
以前から気になっていた術側の皮膚の“出来物”が黒く大きくなってきて、乳腺外科の先生に相談
→ その場で針生検 → 皮膚転移(局所再発)発覚。

6月。
日帰りで摘出手術(局所麻酔 初体験)

7月。
ちょっと落ち着いたこともあって、友達に声をかけてよくごはんに行ったり。

8月。
血便が…(汗)
びっくりしましたよ!近所の内科へ。
人生初の大腸内視鏡検査。これが私は痛くて悶絶。
次回は思いっきり?麻酔をしてもらいたいです…。
結果は一時的な大腸炎。ひと安心。

何とか復活!して、結婚式を挙げた軽井沢へ一泊旅行へ♡

9月。
割と人と会ったり。
乳がんが発覚する前から結構体調悪かったから…
ここ数年で一番元気なんですけど!!
とばかりにお出掛けやら家事やらはりきってました。
具合が悪くならずに動ける、家事やら普通のことができるって幸せ!!(笑)

効果判定のCTでは特に異常なし。
肺転移の消失跡もそのまま。
骨はランマークがまあまあ効いているのか、硬骨化(がんで溶けてしまった骨が元に戻っていくこと)も少し見られました。


10月。
この頃から腫瘍マーカーが地味〜に上昇。
特に自覚症状もなく、先生を悩ませる。

11月。
気にしていても結果は変わらなーいと温泉旅行。

でもって、12月。
効果判定の骨シンチは変化なしだったのに、ポーンと腫瘍マーカーが上昇&下降という謎。
そこでわいてきた胃がん疑惑と10数年ぶりの胃カメラ
結果、胃がんではなかったけど、安心していいのか(笑)
原因究明の旅は年越しとなったのでした。


こう並べてみると、昨年に引き続き結構いろいろあった一年。
普通の人 と言うと語弊があるけど、数年前の私というか、ごく一般的に、平和に(人並みに仕事とか恋愛とかいろいろあったけどw)生きていた?頃だったら、数年分、もしかしたら10年間でも経験しないようなことがあった!って感じ(笑)

いいのか悪いのか…
ですが。

でもさ。意外とさ。
人間っていうか、私自身というか。
まぁまぁどうにかなるもんなんだな、というか。

少しはそんなふうに思えるようになった一年でした。

いやー、まだまだ不安妄想に駆られることも、怖いものもたっくさんではありますが、それでもまた新しい年も、こんな感じで進んでいけたらと思うのです。


(次の記事に続きます)