毎日ぼちぼちやってます

40代。2015年7月、乳がんが発覚しました。2017年3月 骨転移 皮膚転移(局所再発)2018年1月 肝転移 なっちゃったもんは仕方がないので、これからもぼちぼち ゆるゆるやっていきますよ。

原因ってねぇ…

今日はかなーりあくまで個人的な見解?なので、さほど深くは気にせずに読んでくださいね。

 

◾️


何年か前から、世の中がんについての報道が多くなって、その予防であるとか原因であるとか、食生活が重要であることが特に語られるようになりました。

 

私なんかはそういうのを目にすると、「アナタががんになったのは、アナタの食生活が原因だ」と責められているような気がして嫌だなーって感じるし、もしかして周りからもそういう目で見られてる??なんて被害妄想になることも(笑)

 

実際に、年配に男性からでしたが

「あなたのがんはあなた自身が作り出したものだから」

云々言われたことありますしね(クソジジィめ!笑)

 

何人かの親しい友達に

「asahaちゃんの生活でがんになるんだったら、私なんてもっとヤバいじゃん!

検査行かなきゃ!」

って言ってくれたりで、慰められましたが(笑)

 

乳がんブログをされている同病のブロガーさんで、食事療法をかなりきちんと勉強して、ストイックに実行している方がいて、その方が

「食事療法の効果は、それまでの食生活が食事療法とかけ離れたものだった人こそ効果がある」
という話をしていました。

逆にそれまでの生活で、食生活にしても飲酒、喫煙にしても、栄養バランスとほどほど、お酒も少量だったり、喫煙もしなかったりであれば、もしかしたらさほど効果を感じにくいかもしれない、とも。

そりゃね、がんに限らずそうだろうなーって(笑)

でも、実際にがんになってみて、そして同病の人たちから直接話を聞いたり、その人となりみたいなものに触れてみると、原因は食生活が一番の原因とは限らないんじゃないかって思うことがあります。
(あ、健康としてはもちろん一番大事なのかも…とは思いますが)

乳がんに限って言えば、
疲れやストレスをためやすいか否か
というのが大きな原因じゃないかなって、個人的には。

同じ環境でも状況でも、ストレスや疲れをためてしまう人とそうでない人がいる。
例えば職場にいても
「誰もやりたがらないなら、自分がやっちゃえばいっか」
って人と、
「誰かがやるだろうからいっか」
って人がいて、
人にうまく頼れない、一人で抱えたほうが気が楽

(これってホントは社会人としてはマイナスなんだろうけど)って人と、
ある程度のところで振り分けられる人、「無理です!できません!」と言える人がいたり。

職場じゃなくても、いろんなことが気になってしまう人、いろんな意味で周りが見えてしまう人、そしてそれによって行動をする人と、
気がつかなくていいこと?や、見なくてもいいこと?には気がつかず、見えず、でもそれが自然な人もいる
(こちらが大半だし、悪いことでもないと思うけど)

私も含めて、同病の人たちと会ったり話したりしていると、ほぼ前者に当てはまるような気がします。

優しーーい人、すごくマジメな人、パワフルな人、物静かな人、社交的な人、人見知りな人、いろいろなタイプの人はいるけど、どこかにそういう共通点があるというか…。
毒舌家だったり、バリバリちょっと強そうな人でも、結局分かりにくいだけで、面倒見がよかったり(笑)

あと、疲労に関しては、子育て真っ最中だったり、働き盛りな人が多いのはもちろん、職種を聞いていると介護士や看護士、幼稚園の先生、会社員でも営業バリバリだったり、立ち仕事のサービス業だったり、残業が多かったり、責任のある立場だったり。あるいは介護や家族に問題を抱えている人だったり。

 

もちろんそうであっても乳がんにならない人はいます。

多分ね、多分だけど、その疲れやストレスをうまく解消できない、できない性格の違いはあります。

 (神経質なのかもしれないし、優しすぎるのかもしれないし、責任感が強すぎるのかもしれないし、諦めが良くないのかもしれない…それは個々ですが) 

 

あとね、自分の体力を過信してる人も多いかも。

私自身もそうでしたが。

休んでいいのにね。人並みに頑張るくらいでいいんだし、疲れたって言ったっていいのにね。

 

乳がんになってから、そういう自分にやっと気付ける。

でも乳がんになって、私の何がいけなかったんだろう って悩んで苦しんでしまうこともある。

悪気なくというか親切心というか無神経というか、そんな言葉で傷つくこともある。

 

そんなときに、自分を責めたり、後悔したりするんじゃなくて、

これを機会に自分の体に向き合って、自分に優しくしてあげて

って、皆さんに伝えたいなって思ったりするのです。

 

 

前述のブロガーさんも、普段は徹底した食事療法を実行していますが、お友達と会ったりするときは、思う存分食事を楽しんでいるそうです。

大事なのは食生活のあり方だけではなく、心のあり方もだということ。

体に入る食べ物だけではなく、心の「毒」も含めて、溜めずに排出することが大事だということ。

 

そのブロガーさんに傾倒しているわけではないのですが

(私はそこまで食事療法をしているわけでも、しようとしているわけでもないし)

自分の中では一つのきっかけとなったので、少し紹介させていただきました。

 

乳がんだってそうじゃなくたって。

乳がんになったからこそ、自分の体に向き合って、優しくするのは大事。

 

まずは責めないで、厳しくしたりしないで。

 

今一度、どうしたら良い方向に向かえるのか、無理なく自分が「これでいっか」くらいで(笑)ストレスなく過ごせるにはどうしたらいいか、考えてみるのがいいのかなと思います。

 

 

…って、長くなってしまったけど(汗)

 

そうはいっても、なかなかうまくは行かないのが世の常です(笑)

でもだからって、マジメに取り組みすぎて、またストレスためたら元も子もないですね。 

 

私は頑張らずに、頑張りたいです(・∀・)