どれだけ食いしん坊なんですか？ - 毎日ぼちぼちやってます

診察&PET-MRI検査の結果そしてパクリ2クール目の日でした☆

骨転移「クロ」だということを証明するような検査だったから、もちろん緊張しまくって生あくび連発w

診察室に呼ばれて入ったら、挨拶時点から先生いつものにこやかさがなくて、ちょっと挙動が…分かりやす過ぎですよw

案の定開口一番「心配なものが映ってました」と先生。
（でしょうな）

いやーもう骨盤前方右半分（ほぼ真ん中）ブドウ糖が集まりすぎて真っ黒！！
引っ張りすぎだよ、がん細胞。
どれだけ食いしん坊なんですか？と脳内ツッコミ(￣Д￣)ﾉ

来週1泊入院して、骨盤部分の細胞診をして調べましょうと言われました。

部分麻酔をして、CTで位置を確認しながら骨盤に針を刺して細胞を採取、病理で悪性かどうかを確認する検査だそうです。
思わず先生に「こんな位置の細胞、どうやって採るんですか？（開腹手術？？）」って思わず聞いちゃうほど位置的に針での採取は難しそうなんだけど、ここの病院では症例もたくさんあり、検査室からもOKが出たのでやりましょう！と…。

おなかから針を刺すのか（仰向け）、背中から針を刺すのか（俯せ）、脇から針を刺すのか（横向け）、CTで確認しながらやるんだとか。
もうとにかく私は言われるがままに転がされるしかないわけですなw

一応先生に「もし悪性の細胞が出なかったら、むしろ何の病気なんですか？」と尋ねてみたら、ものすごーく言葉を選びながら（笑）、「そこは難しいとこなんですけど…私たちはPET等の検査の結果でがんだと判断しても、確実な証拠が出るまでは断定できないんですよね」と。

もうそれで充分だよねぇ。
むしろ答えにくいこと質問しちゃって申し訳なかった（笑）
なので「あ、そうですよね。すみません。はいw」と言っておきました。

乳がんは遠隔転移（骨、肺、肝臓、脳など）が確定したら、乳房の切除手術は基本的に行わない。
（私の場合、まぁ今となっては、乳房のしこりは縮小して痛みも激減したし、切らなくても生活に不便はないんだけど…）

遠隔転移＝全身にがん細胞が広がってる（こう書くと怖いけど、全部のがん細胞が必ずしも“発症する”わけではないし、治療によってがん細胞を死滅させたり、動きを抑制したりすることは可能）と見なされて、元々の乳房のがんの部分を切除しても他の部分で発症するからなんだとか。

だから転移後は部分的な治療ではなく、薬によると全身療法（ホルモン療法、抗がん剤）になるそうです。

今後は…と先生から少しお話。

当初の治療予定は、術前化学療法（抗がん剤）半年→乳房の切除手術→放射線治療→ホルモン療法（5年か10年）
もし骨転移が確定したら、
全身療法としてホルモン療法を中心にするか（がんのタイプがホルモン陽性なので）、抗がん剤がよく効くようなので、副作用とのバランスを見て化学療法も用いるとのこと。

要はこれって、“治癒”のための治療ではなく、ぶっちゃけ“延命”というか“生き長らえる”ための治療になるって意味なんだなぁ…。

でもね、当初の私の予定通りに治療や手術ができて、ホルモン治療を受けつつも“治癒”となり日常生活に戻れたとしても、そして実際に今そうやって生活している同じ乳がんの患者さんたちでも、みんな多かれ少なかれ再発や転移への不安を常に（もしかしたら一生）抱えて生きてるんだと思う…。
「◯年経ったからもう大丈夫！」って、乳がんの場合一般的に長いし。
他のがんでもそうだよね…。

先生の話を聞きながら、変な話、その“期間”が、時間の軸がオカシクなって（？）目の前に来ちゃうみたいなもん？なんて、なぜかファンタジーな発想が頭に浮かんできたりしましたw

来週に生検を受けて、パクリ3クール目は予定通り（CEFの効果を見てるので…「骨盤にも効くかもしれませんし…」と先生も期待してるみたい？）
その翌週は生検の結果を元に、最初に診断してくれた（当時は手術する気満々だったなぁ）乳腺外科の先生の診察も。
その際に今後の治療スケジュールを相談、決定してきます(・ω・)ノ

あ、追伸（？）…

急に入院することになったので、院内で履くスリッパ用にクロックス（しかも初クロックス！）を購入。
ベーシックなデザインのは、幅狭・甲低な私の足には泳ぎすぎ！なので、citilane というタイプを。